新倉壮朗
(にいくらたけお)
1986年生まれ。ダウン症に生まれ、筋力が弱いため3歳まで歩くことができな
かった。11歳でサバールに出会い、毎日楽しく太鼓を叩き続けるうちに、筋肉隆々の
がっしりとした腕になる。アフリカの楽器、サバール、ジャンベ、バラフォンの
ほか、ピアノやマリンバを演奏する。年間20回近くになるコンサートでは
「音の開放広場」をテーマに、エネルギッシュな演奏、ダンスを披露
している。素朴で優しい線画を描く。フォトサロンで働きながら、
障がいを持つ子どもたちを対象にリズム楽器で遊ぶ自然なスタ
イルの療育の場を提供している。
ドゥドゥ・ンジャエ・ローズ
1930年、セネガル、ダカール生まれ。パーカッショニスト、作曲家。最高のサバール奏者として知られ、現代西アフリカで最も成功した伝統音楽家のひとりと言われる。
ワガン・ンジャエ・ローズ
1971年生まれ。ドゥドゥの息子。父とともに世界各国のツアーを周る。国際的なメジャーアーティストの共演、ジャンルを超えた活動を展開している。日本各地でアフリカン・ドラムのワークショップを行っている。
監督プロフィール:常田高志(ときだたかし)
1954年生まれ。東映を経てフリーのキャメラマンに。その後、NPO法人「国境なき医師団日本」に所属し、国内外での医療支援活動を映像で記録・発表する。山形国際ドキュメンタリー映画祭上映作品『大蔵村、踊る男』撮影。現在、映像グループ ローポジション(飯田基晴『犬と猫と人間と』、土屋トカチ『フツーの仕事がしたい』)所属。本作が初監督作品となる。日本映画撮影監督協会(JSC)会員
監督:常田高志 プロデューサー:榊正昭
撮影:常田高志 / 長村麻里子 / 新倉書子 / 榊正昭
ナレーション:常田富士男
上映プロデューサー:飯田基晴
題字・イラスト:新倉壮朗
企画/製作:
映画「タケオ」製作委員会/映像グループ ローポジション
配給:
映像グループ ローポジション